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介護タクシー・民間救急 | 2024.06.27

介護タクシーならマッサージが下手な理学療法士も大活躍!理由を解説!

「マッサージが苦手」

「もみ返しを起こしてしまった」

このような経験をしたことのある理学療法士の方もいらっしゃるでしょう。

理学療法士は、病気やけがで動きにくくなった人の社会復帰を目指すリハビリテーション専門職です。

リハビリテーションの一環として行われる理学療法にはマッサージも含まれますが、担当する理学療法士によってその技術はそれぞれです。

理学療法士にとって大切な業務の一つですが、なかにはマッサージが下手な方もいます。

下手なために対象者との信頼関係がうまく築けず、自己肯定感を失ってしまう理学療法士もなかにはいるでしょう。

しかし安心してください。

マッサージが下手な理学療法士でも、専門性を十分に活かせる仕事があります。

介護タクシーの仕事ではマッサージをすることはありませんが、移乗や歩行に関する専門的な知識や技術を存分に発揮することが可能です。

そこで本記事では、マッサージが下手な理学療法士の特徴と、介護タクシーで活躍できる理由について触れていきたいと思います。

マッサージが下手で自信を失っている理学療法士の方は、ぜひ最後までお読みください。

マッサージが下手な理学療法士の特徴

そもそもマッサージが下手な理学療法士に共通する特徴には何があるのでしょうか?

主には以下の項目があげられます。

  • 筋肉の触察がうまくできていない
  • 対象者の反応が読み取れていない
  • 対象者をリラックスさせられていない
  • 痛い部位にしか介入できていない

それぞれについて解説していきます。

もしあてはまる項目があれば、徒手的な介入を必要とせずとも活躍できる分野を検討してみてもよいでしょう。

筋肉の触察がうまくできていない

理学療法士は、筋肉や関節の状態を触診によって的確に判断することが求められますが、下手な理学療法士にはその感覚が甘い場合があります。

具体的には、痛みのある部位を正確に触れていないことや、痛みに応じた適切な強さで触れられていないことが考えられます。

これらの場合、痛みに対して正確に介入できていないことになるため、治療効果はあまり期待できません。

対象者の反応が読み取れていない

対象者の反応を読み取れていない場合は、注意が必要です。

「痛い」「もっと強くしてほしい」「もう少し弱く」など、具体的に訴えてくれる対象者なら良いのですが、遠慮して何も言わず我慢している方も中にはいらっしゃいます。

そのような方を担当する場合、理学療法士は表情や全身の緊張の変化などを見てマッサージの効果があるのかどうかを判断する必要があります。

反応を読み取れていない場合、適切な治療効果は期待できないことがあるでしょう。

対象者をリラックスさせられていない

マッサージではリラックスしてもらうことが大切です。

下手な理学療法士はゆったりとリラックスさせる雰囲気作りが苦手な場合があります。

的確な筋肉の操作や強さも大切ですが、対象者がリラックスできる声掛けや環境を作る配慮も必要です。

リラックスさせずに介入すると、過度な緊張を与えてしまい治療効果は乏しくなってしまいます。

痛い部位にしか介入できていない

痛みの機序や周辺組織との関連性などは奥が深いもので、対象者が実際に痛みとして感じている部分だけに介入しても、痛みがとれないことはしばしばあります。

その場合、何がどういった理由で痛みを引き起こしているのかを仮説検証し、治療を進めていかなければなりません。

しかし、痛い部位にしか介入できずにいると、本当の痛みの原因を取り除くことができないため、一時的な治療効果しか期待できない場合があります。

このように、マッサージが下手な理学療法士は思うような治療効果を出すことができず、理学療法士としての仕事に自信を失ってしまう危険性があるのです。

介護タクシーなら理学療法士が活躍できる理由

マッサージが下手な理学療法士にとって、徒手的な介入を必要としない介護タクシーでの業務は大きく活躍できる可能性があります。

その理由は以下のとおりです。

  • 移乗や歩行の介助で活躍できる
  • 安全な乗車姿勢を評価できる
  • 対象者や他スタッフに動作指導ができる
  • 車椅子や福祉機器の取り扱いを得意としている

以下を読み進めていくことで、マッサージが下手で自信を失っている理学療法士が活路を見出すきっかけを手に入れられるでしょう。

移乗や歩行の介助で活躍できる

介護タクシーでは、利用者の乗降を介助する機会が多く、移乗動作や歩行の支援を担当することができます。

これはマッサージ以外で理学療法士が得意とする部分です。

理学療法士は基本動作の介助や分析のプロであるため、どこをどのように介助すればよいのか、熟知しています。

安全な乗車姿勢を評価し修正できる

理学療法士であれば、乗車時の座位姿勢における安全性や、正しい姿勢についての評価やアドバイスを的確に行えます。

これにより、利用者の安全確保に大いに貢献できるでしょう。

介護タクシーは車椅子のまま乗車でき、ベルトでしっかりと固定されているものの、移送時に車両が揺れることは大いにあります。

そのため、体幹の筋力や緊張が低い対象者にとっては車の揺れが大きな外乱となり、車椅子上で姿勢が崩れてしまう場合もあるでしょう。

理学療法士は、姿勢の崩れに対してクッションを挿入したり座位姿勢の修正をしたりと、安全な乗車姿勢のための評価や介入が可能です。

これはマッサージの技術とは異なり、専門性を発揮できる部分といえます。

対象者や他スタッフに動作指導ができる

理学療法士は移乗動作や歩行動作の指導を得意としています。

介護タクシー内で利用者へ直接アドバイスをしたり、他の介護スタッフ向けに研修を実施するなど、指導力を発揮する機会が豊富にあります。

マッサージが下手でも、動作の介助や介助指導がうまい理学療法士はたくさんいます。

自分の得意な部分を活かせば、しっかりと専門性を発揮できるでしょう。

まとめ

このようにマッサージが下手な理学療法士であっても、介護タクシーの仕事なら幅広い専門性を活かして大活躍することができます。

特に移乗や歩行の介助、姿勢評価、指導力の発揮といった理学療法士の核となる得意分野が求められる仕事です。

マッサージが下手でも理学療法士は問題なく続けられます。自信を持って自分の得意分野に飛び込んでみましょう。

春日井市のgo out taxiでは、地域のインフラとなるべく移動支援のニーズに対応しています。

ぜひ、一緒にお仕事しましょう!