go out TAXI leave a rut

インタビュー | 2024.06.28

【社員インタビューシリーズ第四弾・墨太基氏(後編)】go out taxiの強みや今後挑戦していきたいことをお伝えします!

fk.spice(株)の介護タクシー「go out taxi」に勤務する墨太基氏へのインタビュー後編です。

今回は、go out taxiの強みや墨氏が今後挑戦していきたいことについてお話を伺いました。

スタッフの真心・地域とのつながり・個人の専門性は強い

go out taxiさんの強みや誇れることを教えてください

職員がみんなそれぞれ、利用者さんに対して真摯であるところですね。

お互い人間なので、心を通わせることが大切だと思っていて、うちは真心のある人たちが集まっているので、それが強みだと思っています。

あとは地域のケアマネさんやケースワーカーさんたちとの関係が密であることです。

今こうしてタクシーの仕事をご依頼いただけるのも、地域と良好な関係が作れているからだと胸を張って言えます。

介護タクシーはイレギュラーに依頼が入ってくるようですが、どうやって対応しているのでしょうか?

全員の携帯電話に転送される仕組みができており、そのときに対応できるスタッフがタクシーをお受けする形をとっています。

そのためには、つねに密なやりとりをしながらの対応になるので、スケジュール調整や連絡対応をしっかりできるよう心がけています。

ただ、先々のスケジュールを確認しづらいこともありますので、もっと整えていかなきゃと思うこともあります。

医療搬送に対応するための設備や体制について教えてください

まずAED、バックバルブマスク、シーネのような固定器材、救急搬送・救急キットの一般的な資材は一通りありますので、何かあったときの応急処置ができます。救急救命が必要な状態になったときのマニュアルもしっかり整備し、私や救急隊の経験をもったスタッフ含め、すぐに対応できるようになっています。

あとは、全身管理としてレスピレーターのモードも分かれていて、どういう状態で呼吸管理されているのかといった、予測をしたうえでの搬送も対応可能です。吸引器も自社で所有しておりますので、痰を吸引しながらの搬送も対応しております。

旅行支援の対象者にも医療依存度の高い方はいらっしゃるのでしょうか?

医療依存度が高いというよりかは、介助量が多い方はいらっしゃいます。

下半身不随の方、重度の四肢麻痺、脳梗塞、介助つきでなんとか歩ける方々も対象に旅行支援をうけたまわっております。

旅行のときは、スタッフ何名で対応されるのでしょう?

基本的には2名対応です。実際にあったのは、4人の利用者さんの入浴介助が必要で、みなさん女性だったのでそのときは女性スタッフ2人、ドライバー兼同行者として私がついたことがあります。

基本的には2人対応でやらせていただいていますね。

専門性を活かしつつクリエイティブな仕事をやっていきたい

介護タクシーの仕事に向いている・一緒に仕事してみたいとしたらどのような方ですか?

目的意識をもった方が向いていると思います。抽象的ですが。うちの会社で「何かやりたい」っていう目的がある方と働けたら、そんな幸せなことはないかなと思っています。今いるスタッフがみんな目的をしっかりともっているので。クリエイティブな部分がこの会社の魅力だと思っています。

やりたいって言ったことを本当に事業として形にできたときにはすごく満足できるので、そういう視点をもった方が入ってきてくれると嬉しいですね。

強みである自費事業に関して、これから挑戦していきたいことを教えてください

旅行業の中で、専門性を活かした働きをしたいと思っています。

うち以外で旅行業をやっている会社さんでは、デイサービスをおもちで、利用者さんを募った旅行プランを提供しているところが多いんです。

ただうちは逆でして、デイサービスがないので、在宅の方の旅行プランをゼロベースから作って提供するという形をとっています。

すると、とても大切になるのはPDCAです。これらをしっかりまわして対応できないと、いざ旅行に行こうとなったときに、バリアがどこにあるかという視点になりにくいと思っています。

でも、私は理学療法士の資格もありますので、今まで培ってきたアセスメント力を駆使しながら、安全安心な旅行を提供するために必要なことを考えています。これをもっと形にしていけたらよいと考えています。

もうひとつは、デイサービスのような集いの場を作りたいと思っています。デイサービスといっても、保険事業に限らず、インフォーマルな部分としてコミュニティスペースやカフェなどを併設させたような場を作りたいですね。利用者さんのかたわらで家族がコーヒーを飲みに来て様子を見たり、仲間と交流したりする場になるといいですね。

そういう自由度の高いサービスを作りたいです。デイサービスっていうと少し堅苦しくて、避けがちな方もいると思うので、自由度の高い集いの場的なサービスをやってみたいです。

最後に、就職を検討している方に向けてメッセージをお願いします

「何かやりたいことがあって、自分の可能性にかけてみたい!」こんな思いをもつ人がいれば、一緒に働きたいです。熱い思いをもっている人は、ぜひ一緒に働きましょう!

介護タクシー「go out taxi」の墨太基氏に、自社の強みやこれから挑戦していきたいことを聞かせていただきました。
「理学療法士×看護師」が発揮する強みは、医療的視点からの旅行支援や医療搬送を可能にし、大きな存在感を放っています。
そして、地域をより活性化するべく集いの場を作りたいと話されるその姿は、希望に満ちあふれていました。
次回以降も社員からたくさんの強みや魅力を紹介していきます。お楽しみに!