go out TAXI leave a rut

インタビュー | 2024.06.28

【社員インタビューシリーズ第一弾・中村美由紀氏(前編)】go home careで働いたきっかけや訪問介護への思いをお伝えします!

fk.spice(株)に所属する社員のインタビューシリーズです!第一弾は、訪問介護事業所「go home care」に勤務する介護福祉士の中村美由紀氏にお話を伺いました。

訪問介護立ち上げ当初から活躍する中村氏の、go home careで働いたきっかけや仕事に対する思いとは?

きっかけは外出できない利用者を目の当たりにしたこと

今までのご経歴を教えていただけますか?

もともとはグループホームで介護の仕事をしていました。子どもがいるので、保育園に送り迎えしやすい時間帯で働けることと、私自身の休みのとりやすさなどの条件を優先したかったのが理由です。

そこで介護についていろいろな経験を積み、実務経験が3年たったところで、介護福祉士の資格を取りました。

介護の仕事については、中学生の時にボランティアで何度か施設を訪問した経験がありましたので、特に抵抗はありませんでした。

介護福祉士の資格をとってすぐに訪問介護で働くことになったのですか?

いえ、そうではありません。

グループホームのあとはデイケアなど、通所系サービス事業所での仕事も経験しました。

やはり子供がいて夜勤はむずかしいと思ったので、プライベートのことを考えると、日中のみ営業している通所系サービスの方が合っているという理由です。

go home careで働くようになるのはもう少し先です。

訪問介護の事業所はいくつかあると思いますが、go home careで働こうと思ったきっかけは何でしょうか?

当時は訪問介護がまだ立ち上がっていませんでしたし、何より私はもともと、go out taxiで介護タクシーの仕事をやりたくて、以前の会社を退職しました。

タクシーがやりたくて入社したのですが、いろいろな理由があって、私は第二種免許(介護タクシーを運転するために必要な運転免許証)が取得できないことが発覚しました。

ちょうどそのタイミングで、go home care(訪問介護)を立ち上げる話があがったので、そちらに参画したという流れです。

はじめはタクシーがやりたかったのですね

はい、そうですね。病院への送迎や施設への移送などの手助けをしたいと思っていました。

外出支援にもとても興味があったので。

外出支援というサービスの存在を知る機会ってあまりないと思うのですが、どうやって知ったのですか?

私も情報が入ってくる環境にいたわけではありませんでした。

外出支援というサービスがあることもはっきりと認識していませんでした。ただ、いろいろなところで利用者さんと関わってきて「行きたいところに行けない悩みを持っている方」がいらっしゃることは、日頃から感じていました。

過去の勤務先で、外出したくてもできない歯がゆい思いをする利用者さんが多くいらっしゃったのですね?

はい、そうです。けっこういらっしゃいました。ご自宅やふるさとに帰ることでもむずかしい方が実際に多かったですね。そういう方たちのお手伝いをしたいと思うようになりました。

施設とは異なる在宅ならではの大変さとやりがい

訪問介護の仕事は今までのご経験が活かせるので大活躍できると思いますが、在宅での関わりという特性上、大変なことはありますか?

施設の仕事であれば、必ず誰かがいました。

困った時はいつでも誰かに相談できる環境でしたが、訪問介護ではつねに相談できるわけではありません。自己決定をしてはいけませんが、しなければいけないこともあります。

判断をせまられる経験をする中で、いろいろな知識を得たり、スキルアップにつながったりしましたが、相応の努力をしないといけないところは大変だと感じています。

訪問介護ならではのやりがいを教えてください

やっぱり利用者さんからいただく声ですね。

「あなたに来てもらえてよかった」と言っていただけると、大きなやりがいを感じます。

たくさんのご依頼をいただく中で、お受けして良かったと思える瞬間ですね。

利用者さんから信頼されているからこそ言っていただけるんですね。信頼を得るために意識していることを教えていただけますか?

何十人もの利用者さんのお宅を訪問するので、そのすべての方に対して、接し方を変えるようにしています。

ことばや態度、声のかけ方をどのようにすればその人にとって心地よく感じるかが異なるので、その点を意識して接しています。

訪問介護事業所「go home care」の介護福祉士・中村美由紀氏に、入社までの経緯や仕事への思いを伺いました。
後編では、社員の視点からgo home careの強みや魅力について語っていただきます。お楽しみに!